忘れられないのは、今の彼に私が処女を奪われた日のSEXです。
その日は私と彼が付き合って5日目でした。
彼と最初の夜デートにドライブしにいき、港の駐車場で話していたとき私に、「いきなりこんな話ゴメンだけど、…したことある?」と聞いてきました。
私は驚いて彼の顔をみると、ハンドルにもたれて私の顔をのぞきこんでいました。
私は唐突な質問に黙りこんでしまいました。
彼は私の頭を軽く撫でながら、「ゴメンゴメン、分かった(^_^;)」と言いました。
「じゃあ、お前のはじめての相手は俺でもいいかな……?」といいました。
その声は優しくいつもより低いトーンでやけにセクシーに聞こえました。
私はこの時、心の中で初めての不安と、好きな人と体も結ばれる嬉しさの葛藤で、微妙な顔をしていたとおもいます。
彼は「初めてはどこがいい?」と聞いてきました。
私は「(彼の)部屋がいい」と言いました。
恥ずかしくて車から降りようかと思ったくらいです。
今おもえば、初めての頃ってちょっとしたことにも馬鹿みたいに反応しちゃって、自分ながらアホだとおもいます。
結局その日は何もなかったのですが、今度会ったとき挑戦してみるという約束をして終わりました。
それから4日後、彼が名古屋に買い物にいくからついてきてほしいと言うので、昼から名古屋に買い物にいってきました。
買い物をすませるとすでに夕方になって、夕食を済ませて地元に帰ることにしました。
信号待ちの時に、彼が今からどうする?と聞いてきました。
私は先日の約束を思いだし、ドキッとしました。
彼は「俺んち、くる?」と聞いてきたので、私はうつ向いたまま頷きました。
「じゃ、決定ー」と言うと、彼は車をはしらせました。
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