チョイブサメンの私が、昨晩、道程を卒業してまいりました。
ここにたどり着くまでのその長く、永遠にも思えた旅路の記録をここに遺しておきたくてスレを立てた次第であります。
よろしければ、お耳を貸していただけると嬉しいです。

まず僕
173 ホリケンから愛嬌を取り上げたような顔
会社員1年目

ブッサ!というほどではないが良く言って中の下、悪く言えば下の上くらいの俺は大学時代からもてることはなかった。
告白されたこともないことはないが、特にかわいくもない好きでもない子からだったので、断った。
まあ1回しかないんだけどね

そんな俺が卒業できたので、ブサメンすぎるわけではないのに童貞というやつがいたら参考にしてほしい

まず、俺は4月、るんるん新入社員となり会社勤めを始めた
しかし、毎日9時を過ぎる退社・・・ヘタレナ俺は一週間目にしてモー疲れた降参だとなっていた

唯一の楽しみは、会社の近くの本屋さんで漫画を買って家で風呂に入りながら読むことだった

俺はその本屋さんで天使を見つけた

天使
155くらい 華奢でいつも後ろで髪を束ねている
かわいいいいいいい たまにメガネしてる
天使は女子大生ちゃん!21歳!

天使は本屋でバイトしていた
俺は毎日会社帰りに本屋によって天使を眺めていた
天使はたまにレジを打ってくれたりもしたので、俺は天使から受け取ったおつりは財布に入れず大事に持って帰り、ブレンディーの空瓶に貯めた

でも俺は遠くから見つめるばかりで、何のアクションも起こせずにいた

俺は隣に住む幼馴染の女ニートに相談することにした

女ニート
小学生の時からの付き合い
いつからかニートになっており、俺の愚痴を聞いてくれる優しいニート
チョイポチャ 痩せればかわいい

俺は小さいころからこいつの家に上がりこんでいるので、おじさんおばさんも俺がこいつの部屋に入ったくらいでは何も怪しまないんだ

チースとか言いながら俺はこのことを相談
どうにかしたい、でも話しかけられない、俺が話しかけたらキモいんじゃなかろうか
など

女ニートは俺にこう助言を与えた
「本屋の店員ならおすすめを聞け。そこから「これ読んでるんですかー」などと話は弾むはずだ」

俺はそれはいいと膝を打った

このころでは天使のシフトを把握していた俺は、天使が確実にいるであろう日にブレスケアを食べ本屋へ向かった

ちなみに俺はいつも天使がレジの時は見栄を張って、三島由紀夫だの太宰治だのの文庫本を買っていた
大体400~500円くらいで買えるしインテリジェンスもアピールできていると思っていたのだ
もちろん俺は読んだことはない
かわりに暇な女ニートが読み、どんどん文学通になっている

天使はちょうど少年マンガコーナーでせっせと本を並べていたので、しめた!と思い俺は声をかけた

「あの。おすすめとかないですか?」